言い方を変えれば

「あきらめる」の文例


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和文:なくした時計はもうあきらめなさい。
英文:You’d better reconcile yourself to the loss of your watch.
 “reconcile oneself to” =~に甘んじる⇒あきらめる。

また、you’d は you had や you would の略です。

ここでは you had better で ~した方が良いの慣用句です。
Reconcileの第一義の意味は「和解させる・調停する・仲裁する」です。
”reconcile oneself” は「自分と和解する」で、転じて「あきらめる」になる訳です。

なるほど分かりやすい。 

「飽きる」の英語表現
農家だった私の家では、夏になると毎日かぼちゃの煮物が、秋にはジャガイモの煮物が食卓に出されました。家の裏畑で獲れた野菜を食べる、しかもおかずはこれだけで他には漬物と味噌汁だけの毎日が続くのでした。子供の私は本当にいやだった。こんな時の「もう飽きました」の意味・用法では have one’s fill of ~, や be completely satisfied ~ を使うようです。 「もう、いっぱい」「完璧に満足」ってわけです。日本語でも「もう、たくさんです。」といいますね。

「飽きる」は一般的に be tired of の慣用句を覚えさせられていると思います。もっと直接的に考えると 「飽きる」→「つまらなくなる」→「興味がなくなる」で loss interest in で 「飽きる」の意味となります。試験で be tired of だったか be tired with だったか思い出せなければ loss interest inを使って英訳する事もできます。

あまり、慣用句を覚えられない自分に腹を立てるより、先ず日本語を別の日本語に置き換えて考えてみるのも有効です。


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