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日本人は外来語が大好き

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★「集まる」の文例 1)和文:あした10時に駅前に 集まって ください     英文:Please assemble in front of the station at ten o’clock tomorrow. 2) 和文:ここは夏になると、人がたくさん 集まって きます。      英文:In summer lots of people flock to this place. “assemble”という単語は、社会人だと「部品を組み立てる」の意味で記憶しているかも知れませんね。「ここがアッセンブル・ラインです。」などと使うのです。これは「ここが組み立て工程です。」と日本語だけで十分なのですが、何故か一部を英語にして使いたがるのです。 ”assemble”の第一の意味は「集める・召集する・集まる、集合する」です。日常会話で使う外来語の意味に引きずられて本来の英語の意味を誤解してしまうとか、一つの意味でしか記憶しない等の悪影響を心配する学者もいます。政治家や文学者やマスコミまでも不必要な程、話の中に英語をちりばめる輩が多くいます。 以下はある日の朝日新聞の経済欄で使われていた英語です。 ※「マインド」「コミュニケーション」「ソリューション」「アノニマス」 「コンセンサス」「プレゼン」等々。 普通に日本語で表現できる言葉でさえ意図的に英語に変えて使い始めたのはいつの頃からでしょうか。きっと日本語ではなく同じ意味の英語を使うことですこし違う雰囲気を持たせるつもりなのでしょう。例えば、「挨拶又は演説」と「スピーチ」ではちょっと違うのかも? 私にはけったいな日本語に聞こえるけどね。 ”flock”は「集まる・群れをなす」の意で、名詞では「(羊などの)群れ」の意です。英語は日本語と違って、何が動作の主語かによって使う動詞が違ってきます。同じ「集まる」でも魚・動物・人によって単語を使い分けるのです。

言換えが理解の近道

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★「預ける」の文例 和文:私は近所の人に赤ん坊を預けて、 働きに行っています 。 英文: I go to work leaving my baby in the care of a neighbor.  「働きに行っています。」の和文と英文の位置の違いに注目してください。 英語はあくまで結論を最初に言う言語で、一方日本語は結論を最後に言う言語です。この文例も典型的です。 さらに、「預ける」の英語表現がここでは leave my baby in the care of ~  です。 英和辞書でleaveを引くとたくさんの意味が出てきます。その中に「ゆだねる、まかせる」も最後の方に出てくるのですが、覚えようとすると大変です。 この文例はleaveに「預ける」の意味が派生した過程がうまく理解できます。 つまり、Leaveのより重要な意味である「残す、放置する」の意味で言い換えると「 ~の保護(世話)下(中) に赤ん坊を 残して 」となります。この英文は丁寧にも care of を使っているので私たちには分かりやすいですよね。 “leaving my baby with a neighbor”だけでも「近所の人に赤ん坊を預けて」の意味で使います。 photo credit: Pensiero via photopin cc