英語の婉曲表現

前回同様「言う」の文例からです。
「言う」意味・用法「物事の様子などを例示するのに使う」に出来ました。

和文:ああいう人はどうしても好きになれません
英文:Somehow I just can't like that sort of person. 




日本語では否定する時に直接的ではなく、婉曲表現をよく使いますが、この「好きになれません」もその一つです。「好き」になろうと努力しているけれど、なかなか「好き」まで到達しない状態を表現している様に聞こえるけれど、日本人の私達には「どうしても、好きになれないということは、とっても嫌いなんだ」と理解するのです。もし、好きな女性からこんな風に言われたら、絶望的です。しかし、これを聞いた外人は 「どうも、そんなに嫌いじゃない」と誤解してしまうそうです。

 英語ははっきりと物を言う言語ですから、ここではI hate that sort of person. の方がぴったりだと思います。しかし、ここではなるべく日本語的心情に即して「なんというか(somehow)ちょっと(just)好きになれません(I can not like)」と表現しています。 somehow, just をうまく使うと、我々日本人の心情表現に近い、「ぼやかし」や「感情の希薄化」が伝えられそうです。でも、誤解を招かなぬ様注意しましょう。

※ああいう=that sort(or kind) of の表現は覚えて置くといいかも。


photo credit: hurtingbombz via photopin cc






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